PROJECT

笠間焼を作る人、使う人
双方から見えてくる器の魅力

茨城県 笠間市

最初は同じひとつかみの土。命を吹き込まれ、生まれる器

笠間焼が個人的にも大好きという、フリーアナウンサーのしばたあきこさん。温かい視点と柔らかい言葉で、「かさまのうつわ」の作り手と使い手を紹介してくれています。

—2013年春、笠間で震災により壊れたままになっていた登り窯も、最後の一つが修繕され、火入れされました。破壊されたどの登り窯も、散乱したレンガの片付けや新たな窯を形作ることを、その窯の持ち主一人でこなすことはとてもできたものではなく、そこに陶芸家同士の助け合い、また笠間焼をこよなく愛する一般のボランティアの人々の力がありました。
器は、その機能を果たすならばどんなものでもいいのかもしれません。
けれど、毎年の笠間の陶炎祭に何十万人という人が集まるのも、壊れた登り窯の気の遠くなるような片付けや修繕に、陶芸家以外の人々が力を貸そうと集まったのも、たかが器という一言で片付けられない何かが、笠間焼にあるからなのではないでしょうか。
笠間には、魅力的な器と作り手、そして日本全国に(もちろん海外にも)その器たちの使い手がいます。
最初は同じひとつかみの土。それが作家の手と目を通して美しい形や色を得、使い手にわたることで命を吹き込まれ、生き生きと輝く。昨日と変わらない食卓や空間が、お気に入りの焼き物を使うことでどこか違った光を帯びる。
笠間焼の近くにいるわたしは、そのことを多くの方に知ってほしいです—(しばた あきこ)

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笠間焼プロジェクト

関東地方で、栃木県の益子と並ぶ大きな窯業産地として知られる茨城県の笠間。毎年春に開かれる「笠間の陶炎祭(ひまつり)」には何万もの人が県内外から来場します。多くの人を魅了する笠間焼。器を作る人と使う人、それぞれを紹介する「笠間の器プロジェクト」では、笠間焼の楽しみ方がきっと広がります。

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